不振チェルシーの限界? 元英代表DFキャラガーが問題点を指摘「選手が揃っていない」

愛弟子をチームの中心に据えるも… いまやジレンマに陥っているチェルシー
チェルシーの前線は30歳前後のベテラン選手が多いのが現状だ。サッリ監督はポゼッションを基盤とし、テンポが早い攻撃的なサッカーをコンセプトとしている。前線からの積極的なプレスも欠かせないが、今のチェルシーにはそれをフルシーズンこなす陣容が揃っていないのだという。
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サッリ監督はアンカーポジションにはナポリ時代の愛弟子であるイタリア代表MFジョルジーニョを補強し、チームの中心に据えた。しかし、対戦相手にこの司令塔を徹底マークされ、チームのストロングポイントを封じられている。自身のスタイルを貫くサッリ監督だけに、チェルシーはジレンマに陥っているのが実情だ。
シティ戦の大敗でサッリ監督の解任論も過熱し始めているが、ここからチームを立て直すことができるだろうか。