CL公式インスタグラムが公開、古巣ユベントス戦でのワンプレーに脚光

　UEFAチャンピオンズリーグ（CL）は現地時間2月12日から決勝トーナメントの戦いが幕を開ける。16チームによる激闘が迫るなか、大会公式SNSではさまざまな動画も投稿されているが、そのなかで元フランス代表MFジネディーヌ・ジダンが披露した代名詞とも言える技が脚光を浴びている。

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　レアル・マドリードの監督として2015-16シーズンから前人未到のCL3連覇を果たしたジダンは、現役時代には01-02シーズンに“銀河系軍団”レアルの一員として欧州の頂点に立った。稀代の名司令塔としてその名を世界に轟かせたが、そのプレーの中で代名詞とも言えるのが華麗なターンで局面を打開する“マルセイユ・ルーレット”だ。

　CL公式インスタグラムが今回投稿したのは、古巣ユベントスとの一戦でのワンシーン。ユベントスの元チェコ代表MFパベル・ネドベドとこぼれ球を追うなか、一歩早くボールに触ったジダンは右足、左足とボールにタッチして左回りに1回転。ネドベドを華麗にかわすと、追走してきた元イタリア代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロのスライディングタックルもかわしてドリブルを開始した。

「達人」との言葉が添えられた動画が投稿されると、コメント欄には「マジカル」「ジズーは史上最高」「フットボール史上で最高のMF」「マエストロ」「シンプルで美しい」「止められなかった時のジズーだ」など、称賛の声が多く届いていた。

　今では多くの選手が使う“マルセイユ・ルーレット”だが、本家本元の技は切れ味も美しさも別格のようだ。

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