チェルシーがアザール放出に備えコウチーニョ獲得に関心か バルサ会長は売却を否定も…

エースのアザール(左)放出に備え、コウチーニョ(右)獲得に関心か【写真:Getty Images】
エースのアザール(左)放出に備え、コウチーニョ(右)獲得に関心か【写真:Getty Images】

コウチーニョ本人は「未来に何が起こるかは分からない」

 チェルシーは夏の移籍市場で、中心選手であるベルギー代表MFエデン・アザールを失う可能性が高まっているが、エースを失った時に備え、バルセロナのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョの調査に乗り出したと、英紙「インディペンデント」が報じている。

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 アザールの去就については、まだ何も発表されていない。しかし、チェルシーが昨年のうちに送った週給30万ポンド(約4300万円)の契約延長オファーに対して、今もサインをしていないことから、ロンドンを離れて自身が憧れのクラブと明言していたレアル・マドリードへ向かうのではないかとの憶測が広まっている。

 2018-19シーズンの開幕前、アザールは移籍を決断した。だがレアルは、チェルシーが要求した2億5000万ポンド(約355億円)の移籍金を支払うことができず、移籍は実現しなかったと言われている。そして今夏、アザールとの契約が残り1年となることから、チェルシーは要求額を1億ポンド(約142億円)まで下げると予想されている。

 すでに来季に向けて、ドルトムントからアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチを獲得したチェルシーだが、バルセロナで満足な時間を過ごせていないコウチーニョの獲得も狙っているようだ。古巣であるリバプールには、コウチーニョをアンフィールドに連れ戻す計画はなく、スタープレーヤーをイングランドに連れ戻す可能性がある唯一のクラブがチェルシーになっている。

 バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は、スペインのラジオ番組「エル・パルティダソ・デ・コペ」の取材に応じて「コウチーニョの売却を考えるか? それはない。彼は違いを出せる。私たちがどうプレーするかも分かっている。コウチーニョを売るつもりはない」と否定した。

 しかし、コウチーニョ自身は衛星放送「ビーイン・スポーツ」の取材で去就を問われると、「未来に何が起こるかは、何も分からない。今は全力を尽くすことしか頭にない」と、残留の意思を明確にはしなかった。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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