「カタール戦出場14人」を金田喜稔が5段階評価 アジア制覇を逃した一戦で最低点は?

FW武藤【写真:田口有史】
FW武藤【写真:田口有史】

武藤は攻撃に変化を加えるも「切り札としてはやはり得点に絡んでほしい」

<途中出場>

■武藤嘉紀(ニューカッスル/FW/←後半17分IN)=★★★

 武藤が投入されてからフリーランニングで相手最終ラインの背後に走り込み、ボールを引き出して受けるシーンが増えていった。日本の攻撃に変化をもたらす存在となったが、0-2で投入された切り札としてはやはり得点に絡めないと厳しい。ヘディングシュートのチャンスも2本ほどあったが捉えきれず。チームとしては、今後高さというジョーカーもベンチに用意しておきたいところだ。

■伊東純也(柏レイソル→ヘンク/MF/←後半39分IN)=評価なし

 森保監督は持ち味のスピードに期待したのだろうが、それを発揮するにはあまりにも時間が短すぎた。サイドに張るべき選手なのに中に絞る場面もあり、効果的な起用ができているのか疑問が残った。

■乾 貴士(ベティス→アラベス/MF/←後半44分IN)=評価なし

 アディショナルタイムを含めても5分くらい。試合の流れを変えるためには、あまりにもプレー時間が短かった。負けているチームの采配としては疑問が残るものだった。

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[PROFILE]
金田喜稔(かねだ・のぶとし)

1958年生まれ、広島県出身。現役時代は天才ドリブラーとして知られ、中央大学在籍時の77年6月の韓国戦で日本代表にデビューし初ゴールも記録。「19歳119日」で決めたこのゴールは、今も国際Aマッチでの歴代最年少得点として破られていない。日産自動車(現・横浜FM)の黄金期を支え、91年に現役を引退。Jリーグ開幕以降は解説者として活躍。玄人好みの技術論に定評がある。

(金田喜稔 / Nobutoshi Kaneda)



金田喜稔

かねだ・のぶとし/1958年生まれ、広島県出身。現役時代は天才ドリブラーとして知られ、中央大学在籍時の77年6月の韓国戦で日本代表にデビューし初ゴールも記録。「19歳119日」で決めたこのゴールは、今も国際Aマッチでの歴代最年少得点として破られていない。日産自動車(現・横浜FM)の黄金期を支え、91年に現役を引退。Jリーグ開幕以降は解説者として活躍。玄人好みの技術論に定評がある。

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