アジア杯V逸で始まる「日本代表シャッフル」 いつか“意味のある”敗戦に書き換えられるか

2大会ぶりの優勝を逃した日本代表【写真:AP】
2大会ぶりの優勝を逃した日本代表【写真:AP】

優勝を逃し大迫、柴崎ら主力が噛み締めた悔しさ 「結果を出してこその世界」

 森保一監督が率いる日本代表は、アジアカップ決勝でカタールに1-3と敗れて優勝を逃した。

「上の世代が抜けて、本当に年齢的にも立場的にも引っ張っていかないといけないというのが、チーム的にも個人的にも分かってるつもりですし、その中で優勝できなかったっていうのが僕個人にも責任はあると思います。ただ、まだまだ取り返すチャンスはあるわけで、はい。切り替えてまた続けてレベルアップするしかない」

 イラン戦で2得点をあげたものの、カタール戦では不発に終わった大迫勇也(ブレーメン)がそう答えれば、A代表のキャプテンとして初の公式大会を戦った吉田麻也(サウサンプトン)も「自分自身が未熟だなと。やっぱり毎試合感じましたし、特にこの試合の後は非常に感じることになって」と振り返った。長谷部誠(フランクフルト)や本田圭佑(メルボルン・ビクトリー)など精神的にもチームを支えてきた選手たちがいなくなり、吉田や大迫、さらには柴崎岳(ヘタフェ)や原口元気(ハノーファー)といったロシア・ワールドカップ(W杯)主力組は、心身両面で中心としての自覚を持って臨んだ大会でタイトルを勝ち取れなかった。

 アジアカップ準優勝という結果を立派だと労う声もあるかもしれないが、柴崎が「負けたらなんの意味もないものになるかなと思います。やっぱりタイトルを獲ってこそ、結果を出してこその世界だと思う」と語っていたように、かくいう選手たちが自らにもノルマを課して臨んでいた大会であり、ここまで6試合勝ってこようと、“アジア最強”と言われたイランを倒そうと、決勝で戦術的にも決定力でも相手に上回られて負けた事実を、選手たちが重く受け止めていることは試合後の言葉や表情を見ても明らかだ。

「アジアカップという厳しく難しいゲームを7試合できて、チームが1試合ごとにいろいろな戦い方をしながら、チームの力としてステップアップできてきたのかなと思っています。その積み上げにおいては、間違いなくこれからのチーム作りにおいてベースとなったと思っています」

 そう森保監督は語るが、そのベースを考えるうえで主力選手を固定的に考えることなく、戦力を入れ替えていきやすくなった側面はあるはずだ。今大会を最年長として戦ってきた長友佑都(ガラタサライ)も、今後の代表に引き続き意欲を示しながらも、強い危機感を露わにしている。

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