日本代表を脅かす中東勢の台頭 長友佑都が抱く危機感「W杯に出られるか分からない」

日本代表のDF長友佑都【写真:AP】
日本代表のDF長友佑都【写真:AP】

アジア杯でカタール、UAE、イランがベスト4入り 韓国や豪州はベスト8敗退

 森保一監督率いる日本代表は1日のアジアカップ決勝カタール戦で1-3と敗れ、惜しくも準優勝に終わった。DF長友佑都(ガラタサライ)は中東勢の台頭を受けて、2022年カタール・ワールドカップ(W杯)に「出られるか分からない」と危機感を強めている。

 決勝では、前半12分に豪快なオーバーヘッド弾を決められると、同27分に強烈なミドルシュートを叩き込まれた。0-2と劣勢の日本は後半24分、MF南野拓実(ザルツブルク)が1点を返して反撃に出るも、同38分にVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)判定からPKを献上し、これを決められて万事休した。

「決勝まで来ましたけど、正直、ワールドカップに出られるか分からない危機感はある」

 そんな思いを口にしたのが長友だ。その理由は今大会の結果を見れば一目瞭然となる。 日本は2011年大会以来の優勝を逃した一方、今大会は中東勢の台頭が目を引いた。ベスト4に勝ち上がったのは、日本とカタールに加え、イランと開催国UAEだ。韓国やオーストラリアはベスト8で姿を消している。

「(W杯に)日本は出て当たり前だと、皆さんも選手も思っていたはず。カタールが出てきて、UAEもいるし、イラン、イラクもいる。これまでと同じ4チームしか行けない状況だと、これはもう分からないですね」

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