1得点の南野拓実、守備戦術を後悔…遅れた修正 「プレーしている選手が気づかないと」

日本代表のMF南野拓実【写真:田口有史】
日本代表のMF南野拓実【写真:田口有史】

前半27分までに2失点、守備修正も… 「途中から変えたけど、それは2失点目の後」

 森保一監督率いる日本代表は1日のアジアカップ決勝カタール戦で1-3と敗れ、2011年大会以来の優勝をあと一歩のところで逃した。前半に2失点を喫したなか、MF南野拓実(ザルツブルク)は「途中から変えたけど、それは2失点目の後」と遅れた守備の修正を悔いている。

「相手のいろいろな情報があって、4-4-2、4-3-3、3-5-2。自分たちのプランとしては前からのプレスだった」

 カタール戦をそう振り返ったのは南野だ。事前のスカウティングで情報を収集し、選手たちにも伝えられていた。ところが、最善の対応を模索している間にスコアが動く。前半12分、相手のエースFWアルモエズ・アリに豪快なオーバーヘッド弾を叩き込まれると、同27分にはMFアブデルアジズ・ハティムに強烈なミドルシュートを浴びた。

 3バックの相手に対して日本は前線からの守備が上手くハマらず、対応は後手を踏んだ。前半の2失点はいずれもハイレベルな一撃だった一方、守備網を軽々と突破される形でゴール前までボールを運ばれたのも事実だ。「相手のシステムにハマらなかった」という南野は、修正が遅れた点についても触れている。

「途中から変えたけど、それは2失点目の後。最低でも1失点したまでで、ピッチの中でやり方を気づいてやらないといけなかった」

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