ドルトムントを去った香川真司 今夏“レンタル復帰”の可能性に独メディアが見解

トルコ1部ベジクタシュへの期限付き移籍が決まったMF香川【写真:Getty Images】
トルコ1部ベジクタシュへの期限付き移籍が決まったMF香川【写真:Getty Images】

トルコ1部ベジクタシュに今季終了まで買い取りオプション付きの期限付き移籍

 ドルトムントは今冬の移籍市場で、日本代表MF香川真司を含めた5選手を期限付き移籍で他クラブに放出した。これを受け、ドイツメディア「sport.de」は「香川、ローデらドルトムントを去る 5人のレンタル、5人の運命:BVBでの将来があるのは誰か」と見出しを打ち、彼らの今後を占った。そのなかで香川について「ドルトムント復帰が完全にないとは言えないが、今回の別れが最終的なものとなる可能性もある」と述べている。

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 香川を巡っては移籍市場終盤に入ってバタバタとさまざまな話が入り乱れた。本人はスペインのトップクラブ行きを目指していたものの、望むレベルのクラブとは契約に至らず。その後フランス1部のモナコから関心が寄せられるが、移籍市場閉幕前日にこちらも可能性が消滅する。すべてのオプションがなくなったかと思われたなか、日本代表MF原口元気と同FW浅野拓磨が所属するハノーファーと、トルコ1部ベジクタシュが選択肢として浮上。香川のチョイスはベジクタシュだった。

 ミヒャエル・ツォルクSDは香川の移籍が決まった後、「我々はシンジの状況も、彼の『他クラブで出場機会を増やしたい』という願いも重々承知していた。シンジはその可能性をイスタンブールに見出した。我々は喜んでその願いを叶えた」と、同選手を送り出している。

 報道によれば、ベジクタシュは160万ユーロ(約2億円)での買い取りオプションを有しており、今季終了時にそれを行使することが可能。「sport.de」は「ドルトムントで2度王者に輝いたメンバーであるカガワの功績を考えれば、彼の復帰が完全にないとは言えない。しかしそれでも、今回の別れが最終的なものになる可能性もある」とコメント。ドルトムントと2020年まで契約を残す香川だが、同チームで再びプレーすることはないかもしれないとの見解を示した。

 なお、今冬の移籍市場でドルトムントを去ったのは香川のほか、MFセバスティアン・ローデ(フランクフルト)、DFジェレミー・トリアン(セルティック)、MFジェニス・ブルニッチ(ドレスデン)、スウェーデン代表FWアレクサンダー・イサク(ウィレムII)。いずれも今季終了時までのレンタルとなっている。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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