チェルシーFWジルー、イグアイン加入で退団の可能性示唆 「僕の将来は明るくない」
今季でチェルシーとの契約が切れるなか、イグアイン加入で残留以外の道を検討か
チェルシーは現地時間23日、ユベントスから期限付きでアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインを獲得した。31歳の新ストライカーは現地時間27日のFAカップ4回戦シェフィールド・ウェンズデイ戦(3-0)でデビューを果たし、30日のプレミアリーグ第24節ボーンマス戦にも出場する見込みだ。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」は、イグアインの加入により、クラブを離れる選手が出てくるのではないか、と報じている。
新ストライカー加入で立場が危うくなっているのが、フランス代表FWオリビエ・ジルーだ。今季限りで契約満了のなか、チェルシーは契約延長のオプションを選択できるが、イグアインと期限付き移籍延長、または完全移籍で合意した場合を想定し、ジルーは残留以外の道を考え始めているようだ。
ジルーは1月初旬、「ESPN」のインタビューで、マウリツィオ・サッリ監督の采配に不満を明かしていた。イタリア人指揮官は、ジルーやスペイン代表FWアルバロ・モラタが在籍しているにもかかわらず、センターフォワードのポジションに“偽9番”としてベルギー代表MFエデン・アザールを起用。ジルーは自身が監督の第1オプションのFWでないことに「受け入れがたい」と吐露していた。