浦和、沖縄キャンプで砂浜ダッシュ! 新加入のFW杉本「雰囲気は最高です」
27日午後は砂浜でトレーニング、サッカーバレーを楽しむ姿も
浦和レッズの沖縄キャンプは連日ハードなトレーニングが続いているが、27日の午後には砂浜でのフィジカルトレーニングというオズワルド・オリヴェイラ監督による地獄のメニューが組まれた。
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午前中に天然芝の上でたっぷりとサッカー的なフィジカルトレーニングを積んでいたが、午後の予定はムーンビーチホテル内のビーチ施設を利用とアナウンスされた。しかし、南国の情緒を感じさせるはずの砂浜に用意してあったのは、障害物やバランスボールといった器具。姿を現した選手たちは「きつそう」と表情を歪めながら足を踏み入れていった。
そして、夕方の時間をたっぷり使って砂浜でのスプリントやジャンプを繰り返す厳しいメニューの連続。そうしたなかで充実感を漂わせていたのが、セレッソ大阪から新加入のFW杉本健勇だった。「自主トレを砂浜でやってきたんで、大丈夫です」と余裕を見せると、「砂浜だと普段は使わない筋肉も使うので、良いですよね」と涼しい顔だった。
C大阪でもハードトレーニングで知られるユン・ジョンファン監督の下でプレーしてきたが、浦和のオズワルド・オリヴェイラ監督のメニューとの違いは「ユンさんは最初のうちは素走りが多かったんですよ。オリヴェイラさんはボールを使いながらなので、精神的な部分は違いますよね。最終的に僕らはサッカー選手なので、ボールを使って追い込んでいくのは良いんじゃないかと思います」と話す。そして「1日1日、妥協をしないで出し切る」と決意を込めた。
杉本はFW興梠慎三やGK西川周作、MF柏木陽介、MF長澤和輝らとトレーニングメニューが終わった後は、ビーチバレーコートでサッカーバレーまで楽しんでいった。杉本、興梠、西川でチームを組むと、同様に新加入のDF鈴木大輔を狙い撃ちにして勝利を収め、「雰囲気は最高です。こうやって仲良くなれている感じがしますし、あと2日しっかりやって2次キャンプにつなげたい」と笑顔だった。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)