J3相模原に新加入の稲本、10年ぶりに「6番」復活 「自分でもしっくりくるな、と」

J3のSC相模原に新加入した稲本【写真:Football ZONE web】
J3のSC相模原に新加入した稲本【写真:Football ZONE web】

09-10シーズンのレンヌ時代以来の6番決定「来た時に決まっていた(笑)」

 元日本代表MF稲本潤一は今オフ、J1北海道コンサドーレ札幌からJ3のSC相模原に移籍した。26日に行われた2019シーズンの新体制発表会では、相模原の緑のユニフォームを纏って初めてファン・サポーターの前に登場。10年ぶりに「6番」を背負うことになり、「自分でもしっくりくる」と意欲を燃やしている。

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 稲本はプロ22年目の昨季、15年から加入した札幌でリーグ戦2試合の出場にとどまり、シーズン終了翌日に退団が決定。現役続行を希望していたなか、1月23日に相模原への完全移籍加入が決まった。

 相模原での背番号は「6」。プロデビューしたガンバ大阪で1998年からアーセナルへ移籍した01年まで着用し、世界2位に輝き“黄金世代”と呼ばれるきっかけとなった99年ワールドユース(現U-20ワールドカップ)でも背負った番号だけに、「稲本=6番」の印象も強い。09-10シーズンのフランス1部レンヌ時代以来となる6番について、稲本は「久々につけますし、自分でもしっくりくるなと思っています」と語る。背番号に関しては、自身の希望ではなく、「来た時に決まっていた(笑)」という。

 日本、イングランド、トルコ、ドイツ、フランスと5カ国でプレーし、これまで計10クラブを渡り歩いてきたが、緑をメインカラーとするチームのユニフォームは着てこなかった。「僕自身、まだちょっと違和感があります」と苦笑しつつも、すぐに「それ(緑)が似合うようなプレーヤーになりたい」と相模原で全身全霊を注ぐ覚悟を口にした。

「自分で言うのもなんですけど(笑)、僕自身のチャームポイントは笑顔。相模原でもサッカーを楽しんで、笑顔が出るサッカーをしたいと思います」

 日本サッカー史にその名を刻む名ボランチが、10年ぶりの「6番」を背負ってどんなプレーを見せるのか。期待は高まるばかりだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)



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