ベトナム戦で決勝点の堂安、5戦連続で1点差勝利も冷静 「想定外のことは起きていない」
後半12分に自ら獲得したPKを決めて決勝点「入る気しかしなかった」
森保一監督率いる日本代表は、24日のアジアカップ準々決勝でベトナムを1-0で下し、ベスト4に駒を進めた。殊勲のPKを決めたMF堂安律(フローニンゲン)は「(PKは)入る気しかしなかった」と自信を覗かせつつ、今大会は「すべて想定内で、想定外のことは起きていない」と振り返った。
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日本は前半24分、MF柴崎岳(フローニンゲン)の左CKにDF吉田麻也(サウサンプトン)が頭で合わせてゴールネットを揺らした。しかし、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が適用され、シュートが腕に当たったとしてノーゴール判定となった。
0-0で迎えた後半8分、日本はMF原口元気(ハノーファー)のスルーパスを受けた堂安がペナルティーエリアで足をかけられて倒されるも、プレーは続行。しかし、その後、再びVARが適用されて日本にPKが与えられ、堂安がこれを冷静に決めて決勝点を挙げた。
「入る気しかしなかったので、自信満々で蹴りました」
ベトナムGKダン・バン・ラムも反応していたが、決められるイメージしかなかったという。
この日もベトナムに苦戦し、グループリーグ初戦から5試合連続で1点差勝利と肉薄した戦いが続いているが、初のアジアカップ出場となる堂安はすべて「想定内」だと語る。
「僕の中ではこの大会を通してすべて想定内で、想定外のことは起きていない。今日苦戦したのも想定内で、大勝したとしても想定内でやっているので特に驚きはないです」
日本が2011年大会以来の優勝を果たすうえで、強心臓の20歳レフティーの活躍は今後も不可欠になりそうだ。