「プレミア最高のGK10選」を英メディアが発表 現役引退発表の名手チェフは何位?
クリーンシートとセーブ数でプレミア記録を持つチェフは2位にランクイン
アーセナルの元チェコ代表GKペトル・チェフは現地時間15日、自身の公式ツイッターで今季限りでの現役引退を発表した。名守護神の引退は一時代の終わりを感じさせるが、英サッカー専門サイト「Squawka」は「プレミアリーグ歴代最高のGKトップ10」を発表。チェフが2位、栄えある1位にはデンマーク代表GKピーター・シュマイケルが選ばれた。
昨季までチェルシーの正守護神としてチームに二つのリーグタイトルをもたらしたベルギー代表GKティボー・クルトワ(現レアル・マドリード/9位)や、100試合以上出場した選手のなかで最もクリーンシート率の高い数字を叩き出した元スペイン代表GKホセ・マヌエル・レイナ(元リバプールほか/8位)、2003-04シーズンにアーセナルが無敗優勝を達成した時の守護神である元ドイツ代表GKイェンス・レーマン(7位)らが名を連ねるなかで、上位には素晴らしいGKたちが並んだ。
5位は現在のマンチェスター・ユナイテッドで守護神を務めるスペイン代表GKダビド・デ・ヘアが選ばれた。現地時間13日のリーグ第22節トットナム戦(1-0)では後半だけで11回のセーブを披露するなど、今のプレミアナンバーワンGKの呼び声が高い。また4位には、ユナイテッドに4度のリーグ優勝をもたらしたオランダ代表GKエドウィン・ファン・デル・サールが入っている。
3位はポニーテール姿がトレードマークの元イングランド代表GKデイビッド・シーマンだ。ピッチ内では信じられないセービングを見せ、ピッチ外では“絶対的な紳士”だった男はアーセナルの2度のリーグ優勝に貢献し、140試合のクリーンシートを記録している。
そして2位に入ったのが、今季限りでの現役引退を発表したチェフだ。クリーンシート数はプレミアナンバーワンとなる202試合を記録。また1005回というセービング数も歴代トップだ。元スペイン代表GKイケル・カシージャス(FCポルト)が「今まで見たなかで最高のGKの1人」と称賛したように、歴史に残るGKと言っていいだろう。