バルサ指揮官の決断は布陣変更 メッシの穴はシステムで埋める

毎週システムや形を変えるようにする」

 バルセロナのルイス・エンリケ監督が左ひざ靱帯損傷で全治7週間の離脱を余儀なくされているアルゼンチン代表MFリオネル・メッシについて「代替不可能」と語り、打開策としてシステム変更を示唆している。スペイン地元紙「マルカ」が報じたもの。
 29日にUEFAチャンピオンズリーグのレバークーゼン戦を控えるエンリケ監督は、長期離脱を余儀なくされたエースについて「我々はできることをするだけだ。レオのような選手は代わりが利かない。今季プレシーズンでメッシやネイマールのいない試合もあった。魅力的な挑戦だと捉えたい。だが、レオのような選手の代わりがいるように勘違いしてはいけない。同じ戦いをするように努力するが、それは選手何人かで違いを生み出すことになる」と語った。
 昨季3冠達成に貢献するなど、世界最高選手の評価を手にするメッシだが、ネイマール、スアレス、イニエスタらスーパースターの揃う最強軍団と言えど、その穴を埋めるのは至難の業と指揮官は認めている。
 レオは昨日再検査を受けに来た。すごくいい雰囲気に見えた」と語った指揮官はシステム変更の可能性について、「毎週システムや形を変えるようにしている。先制点を取ることがより重要になる」と話している。
 メディアから不在となるエースに関する質問が集中した指揮官は、メッシ不在の名門でいかに結果を出すのか、その手腕に注目が注がれている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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