長友佑都、アジア杯16強サウジアラビア戦へ 心境は…「ワクワクを超えたホクホク」
独特の表現で精神の高揚を表現 「これが日本代表でプレーする醍醐味」
日本代表は21日、UAEのシャルジャ・スタジアムで行われるアジアカップ16強でサウジアラビアと激突する。ベスト8進出を懸けた一戦となるなか、DF長友佑都(ガラタサライ)は「ワクワクを超えたホクホク」と独特の表現で精神の高揚を表現した。
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日本はグループリーグで苦戦しながらも3連勝を飾り、1位通過を果たした。初戦トルクメニスタン戦はFW大迫勇也(ブレーメン)の2ゴールとMF堂安律(フローニンゲン)の一撃で3-2と逆転勝利。第2戦オマーン戦はMF原口元気(ハノーファー)のPKで1-0と逃げ切り、先発10人を変更した第3戦ウズベキスタン戦はFW武藤嘉紀(ニューカッスル)とDF塩谷司(アル・アイン)のゴールで2-1と逆転勝利を収めた。
決勝トーナメントを「生きるか死ぬか」と表現した長友だが、サウジアラビア戦に向けて「心と体がホクホクしている」と心身の状態を説明している。
「なんとも言えない感じですね。“ホクホク”という言葉が合っているのか分かりませんけど……だいぶ温まっていますね。このプレッシャーがあるから日本代表に残り続けたい。ここでプレーし続けたいと思う。これが日本代表でプレーする醍醐味」
2011年大会以来のアジア制覇を目指す日本にとって、一発勝負の決勝トーナメントがここから始まる。日本がアジアカップを初制覇した1992年大会以降、最低成績は1996年・2015年のベスト8。勝利すれば準々決勝でベトナムと激突することがすでに確定済みだが、まずは最初の山を越えなければならない。
「アジアで勝たなきゃいけないというプライド、プレッシャーもありながら、これを背負って戦えるのはワクワクを超えたホクホク」
日本は16強の壁を打ち破り、アジア王者に向けて歩を進めることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)