30歳FWが求めた“常勝”鹿島のメンタリティー 念願の初タイトルへ「勝ちに来ました」
昨季公式戦17得点の伊藤、4シーズンを過ごした横浜FMからアジア王者へ移籍
昨季アジア王者のJ1鹿島アントラーズは16日に、2019シーズンに向けた新体制発表会見を行った。横浜F・マリノスから新加入したFW伊藤翔は「なんせ勝ちに来ました」と、タイトル20冠の常勝軍団でのプレーに向けた意気込みを語った。
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昨年30歳を迎え、すっかりベテランの域に達した伊藤。14年から4シーズンを過ごした横浜FMを離れ、国内3クラブ目となるアジア王者への加入が実現、背番号は15に決まった。「(鹿島は)ビッグチームですし、勝てるチームからオファーを頂いたのは嬉しかった」と率直な思いを明かしている。
「迷いましたよ」と、伊藤は移籍を決めるのは簡単ではなかったと話すが、これは選手としてもう一花咲かせるための大きな決断だったという。
「鹿島でやってみたいという気持ちは、サッカー選手なら誰しもあると思います。(横浜FMに)愛着もありましたし、いろいろな人に良くしてもらってありがたみを感じていたので、そこは後ろ髪を引かれる要因でしたけど、いちサッカー選手として成長できる環境はどっちかと考えた時に、移籍という道を選びました」
鹿島に対する印象については「勝ちに貪欲」と語っている。Jリーグクラブの中で最多のタイトル20冠は伊達ではなく、これまで対戦相手として見ていた伊藤もその「勝利にこだわる姿勢」の凄みを強く感じていたという。
「負けても内容が良かったよ、というのはいらないとずっと思っていた」
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