オマーン戦辛勝は物足りない? 20歳MF堂安が主張「アジアだから1-0に満足できないは違う」

日本代表MF堂安(右)【写真:ⒸAFC】
日本代表MF堂安(右)【写真:ⒸAFC】

アジア杯第2戦オマーン戦、PK奪取のプレーに「素晴らしい攻撃から生まれた」

 日本代表は13日のアジアカップ・グループリーグ第2戦オマーン戦で1-0と勝利し、2連勝で決勝トーナメント出場を決めた。数多くのチャンスを作り出しながらも追加点は奪えずに終わったが、20歳MF堂安律(フローニンゲン)は「アジアだから1-0に満足できないは違う」と主張している。

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 初戦のトルクメニスタン戦は先制されるも、FW大迫勇也(ブレーメン)の2ゴールで逆転すると、堂安が左足で技ありの一撃を叩き込んで追加点を奪った。終盤にPKで1点返されるも3-2で逃げ切り白星スタートを切った。続くオマーン戦では、序盤から好機を創出したなか、前半28分にMF原口元気(ハノーファー)のPKで先制。決定力を欠いて追加点は奪えなかったが、そのまま1-0で勝利を収めている。堂安はオマーン戦の後半39分にMF伊東純也(柏レイソル)と交代してピッチを去った。

「前半に数多くチャンスを作れたので、そこで決めていればもっと楽なゲームになった。(南野)拓実くんと僕のところで、後ろに付かれていても(パスを)出すと話しているし、厳しいところでも(ボールを)つけるという意見を出していたなかで、元気くんのPKは素晴らしい攻撃から生まれたと思う」

 PK奪取から時間を少し巻き戻すと、原口の横パスを相手ペナルティーエリア手前で受けた堂安が左足ダイレクトで前方に送る。相手最終ラインの隙間に入り込んでいた南野が、トラップと同時に前を向いてシュートを放った。これは相手GKに防がれるも、そのこぼれ球に飛び込んだ原口がPKを奪取している。

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