20歳DF冨安が厳しい自己評価 2戦連続先発&完封勝利も「手応えは全くない」理由は?
初戦のボランチとは異なり、本職のCBで起用されるも「感覚としては蹴らされている」
日本代表は現地時間13日、アジアカップグループリーグ第2戦でオマーンを1-0で破った。1試合を残して決勝トーナメント進出を確定させたが、2戦連続スタメン出場のDF冨安健洋(シント=トロイデン)は「手応えは全くない」と厳しい言葉を残している。
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初戦のトルクメニスタン戦(3-2)では、アビスパ福岡時代に経験があるボランチで起用された冨安だったが、コンビを組んだMF柴崎岳(ヘタフェ)との連携が上手く機能せず、チームもFIFAランキング127位の格下相手に複数失点を喫することになった。
オマーン戦では体調不良だったMF遠藤航(シント=トロイデン)の復帰に伴い、冨安は本職のセンターバックで起用。ピンチこそあったものの、初戦から守備面の改善を示し、完封勝利をマークした。
しかし、冨安は試合後、「感覚としては蹴らされている。パスコースを作れないと思ってプレーしていた」と振り返り、パフォーマンスに納得できていない様子だ。
「(後半のビルドアップについて)細かく話をしたわけではないけど、今までもボランチが降りて3枚気味になって僕が開いて高い位置を取ることもあった。そういう状況になったけど縦パスを1本も入れられていないし、今日は良いパスコースを見つけられなかった。前半は相手が消してきた感覚で、下のボールで通すコースはあまりなかった。(堂安)律のところに入れても(マークに)付かれていたので厳しくなると思っていたし、入れられないなりにテンポよくボールを動かすことができれば良かったと思う」
また、クリーンシートを達成した守備についても「手応えは全くない。ロングボールを全部触られて、対応が遅れるのもあった。先に先にと思っていたけど、後手後手になって、これではいけない。相手の能力もあったとは思うけど、抑えなければいけなかったと思う」と、自らに厳しい評価を下していた。