【10日の補強動向】日本代表DF山中が浦和へ移籍! 清水は川崎からベスト11DF獲得
横浜FMで主力を張った山中が浦和へ 攻撃的SBエウシーニョは清水に完全移籍
J1浦和レッズは10日、J1横浜F・マリノスからDF山中亮輔を完全移籍で獲得した。柏レイソルの下部組織から昇格してプロ生活をスタートさせたレフティーは、年代別代表でも活躍。リオ五輪出場権を懸けて2016年1月に行われたU-23アジア選手権では主力としてメンバー入りし、韓国と対戦した決勝戦でもフル出場した。しかし、リオ五輪最終メンバー発表前に負傷。クラブで定位置を失い、大会最終メンバーからも落選してしまった。
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横浜FMに移籍した翌2017シーズン、中盤戦からレギュラーに定着。2018シーズンにアンジェ・ポステコグルー新監督が就任すると、独特な戦術を体現する中心選手として躍動した。昨年11月には日本代表に初招集。キルギス戦でスタメンとして代表デビューを果たし、代表史上最速のデビューから2分で初得点を挙げた。
山中は、横浜FMのクラブ公式サイトを通じて「2年前、当時出場機会の少なかった僕にオファーをして頂き、F・マリノスでたくさんの試合を経験したことで、サッカー選手として日々成長を感じることが出来ました。ひとつの目標でもあった日本代表のピッチに立つことも出来、世界の舞台で戦える選手になりたいという気持ちを再認識したのは、言うまでもなくF・マリノスのおかげだと思っています」と自身の意識変化について言及。「僕は勝利後に皆さんと一緒にトリパラを回すのが本当に大好きでした。トリコロールのユニホームを着て戦えたことは自分にとって誇りです。F・マリノスでプレー出来て幸せでした。本当にありがとうございました」とサポーターに対するコメントも残している。
またJ1清水エスパルスは同日、J1川崎フロンターレからブラジル人DFエウシーニョを完全移籍で獲得。2015年に川崎に加入したエウシーニョは初年度から攻撃的右サイドバックとしてリーグ戦全試合に出場し、8得点を挙げる活躍を見せた。4年間でリーグ通算120試合20得点の成績を残し、2017年から2年連続でベストイレブンに輝いている。
【その他、10日の補強動向】
<湘南ベルマーレ>
DF ラファエル・デュマス CRフラメンゴ(ブラジル)から完全移籍で加入
<セレッソ大阪>
FW ブルーノ・メンデス デポルティーボ・マルドナード(ウルグアイ)から期限付き移籍で加入
MF レアンドロ・デザバト ヴァスコ・ダ・ガマ(ブラジル)から完全移籍で加入
<大宮アルディージャ>
FW ファンマ V・ファーレン長崎から完全移籍で加入
<柏レイソル>
DF 古賀太陽 アビスパ福岡への期限付き移籍から復帰
<アルビレックス新潟>
MF チョ・ヨンチョル 慶南FC(韓国)から完全移籍で加入
<ヴァンフォーレ甲府>
FW ドゥドゥ アビスパ福岡への期限付き移籍から復帰
<ファジアーノ岡山>
MF 久保田和音 鹿島アントラーズから期限付き移籍で加入
<レノファ山口>
GK 廣末 陸 FC東京から育成型期限付き移籍で加入
<V・ファーレン長崎>
FW イ・ジョンホ 蔚山現代(韓国)から期限付き移籍で加入
(FOOTBALL ZONE編集部)