バルサFWデンベレ、“恩師”トゥヘルが「才能豊か」と絶賛も…「少しクレイジーだった」
ドルトムント時代に指導 「どんなレベルにも到達できる」と太鼓判
パリ・サンジェルマン(PSG)を率いるトーマス・トゥヘル監督は、ドルトムント時代にフランス代表FWウスマン・デンベレ(バルセロナ)をレギュラーとして起用し、急激な成長を導いた。度重なる遅刻などピッチ外でのトラブルも多い“クレイジー”なドリブラーについて「信じられない選手」「どんなレベルにも到達できる」と、その才能を称えた。英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」が報じている。
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フランスのスタッド・レンヌで頭角を現したデンベレは、2016年夏にドルトムントへ移籍。得意のドリブルとゴールに絡むプレーで攻撃陣を牽引した。日本代表MF香川真司やガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン(現アーセナル)らと強力攻撃陣の一翼を担った。
一気にスターダムを駆け上がると、ドルトムントを1年で退団し、スペインの名門バルセロナへ移籍。ドルトムントでの練習ボイコットや、度重なる遅刻の問題などピッチ外でのトラブルは多いが、一度ピッチに立てば相変わらず高いパフォーマンスを披露している。
そんなデンベレについて、ドルトムントで指導したPSGのトゥヘル監督は、その才能と愛すべきキャラクターを称えている。
「ウスマンは信じられないような選手だった。本当に才能が豊かで、トレーニングでは毎回素晴らしいスキルを見せていた。彼は素晴らしい人間でもあった。少しクレイジーだったけどね。ナイスボーイだが、少しクレイジー。笑いが大好きだが、時には真剣な会話もしたよ。彼と一緒だと退屈しなかった」
トゥヘル監督は私生活での問題が多いデンベレについて、「しっかりと集中できれば、どんなレベルにも到達できる」と太鼓判を押した。また、「初めて会った時からバルセロナでプレーしたいと言っていた」というエピソードも紹介していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)