「メッシを語ろうとするな」 天才レフティーの変幻自在の“スーパードリブル”に再脚光
2018年1月に飛び出したマーカー3人を手玉に取る超絶技術をリーガ公式が回顧
2019年を迎えたリーガ・エスパニョーラは、1月3日(ビジャレアル×レアル・マドリード)から再開する。バルセロナが首位を走り続けるのか、世界一に輝いたレアル・マドリードや2位アトレチコ・マドリードの巻き返しなるか、注目が集まる。リーガ公式ツイッターは、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの圧巻ドリブルに、名将ペップ・グアルディオラの“名言”とともに改めてスポットライトを当てている。
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リーガ・エスパニョーラ公式ツイッターが取り上げたのは、18年1月20日に行われた2017-18シーズンのリーグ第20節ベティス戦(5-0)だ。バルサはメッシの2ゴールを含む後半の5得点で難敵ベティスを粉砕したが、そこで見せたプレーが人間離れしていた。ベティスのアグレッシブなプレスに右サイドバックのポルトガル代表DFネルソン・セメドが手を焼き、ポジションを降りてきたメッシにやや苦しい形でパスを送った。ただここからが異次元だった。
軽やかなタッチとターンでベティスの“一の矢”であるメキシコ代表MFアンドレス・グアルダードをあっさりかわすと、ファウル覚悟でチャージやスライディングを仕掛けた2人のマーカーも無力化。悔しさを募らせて再びプレスをかけに来たグアルダードに対しては左足アウトサイドで軽くボールを押し出す“股抜き”で抜き去ってしまったのだ。
この超絶ドリブルを受け、リーガ・エスパニョーラ公式ツイッターは当時「理解しようとしてはいけないね、メッシのフットボールは……」と感慨に浸りながら動画を公開していたが、2019年を迎えて改めてスポットライトを当てている。
「メッシを語ろうとするな。ただ彼だけを見ていろ」――ペップ・グアルディオラ
投稿では、2008年から12年までバルセロナで共闘したグアルディオラ監督(現マンチェスター・シティ監督)が、メッシを“語るのは不可能”と言わんばかりに残した言葉を添えている。
これまでも5人に囲まれながらゴールをこじ開ける、あるいはノールックでバックヒール股抜きを決めるなど、スーパープレーを軽々と披露してきたメッシ。2019年はどんな技で観る者の度肝を抜くのか楽しみだ。