鳥栖トーレス&神戸ポドルスキ、“欧州冬のがっかり補強”に不名誉選出 「名声を無効に…」
トーレスのチェルシー移籍、ポドルスキのインテル移籍 米メディアは“補強失敗”認定
欧州では冬の移籍市場が本格的に動き出す時期となる。クラブにとっては補強が的中することもあれば、適応できずに失敗に終わることもある。そんななか、米スポーツ専門局「ESPN」は1月の“欧州がっかり補強”を特集し、今夏Jリーグに参戦したサガン鳥栖の元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスとヴィッセル神戸の元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキが選出されている。
アトレチコ・マドリードで頭角を現したトーレスはリバプールへ移籍。そして、2011年1月の移籍市場でライバルクラブのチェルシーに、当時イングランド史上最高額5000万ポンド(約70億円)で移籍した。ところが、チェルシーでは大不振に陥り、本領を発揮し切れないまま3年後にACミランへと去ることになった。
記事では、トーレスについて「リバプールでのキャリアを謳歌しているなかでチェルシーへと移籍した。ビートルズの地で培った名声を無効にしたにもかかわらず、チェルシーでは愛されることがなかった」と、移籍が失敗に終わったと指摘している。
その一方、バイエルンやアーセナルで活躍していたポドルスキは、2015年1月にインテルへと期限付き移籍を決断した。しかし、全く結果を残すことができず、そのまま欧州5大リーグをフェードアウトする形でトルコのガラタサライへと移籍した。
他にも元イングランド代表FWキャロルのリバプール移籍、元スペイン代表GKビクトール・バルデスのマンチェスター・ユナイテッド移籍、元ブラジル代表FWアフォンソ・アルベスのミドルズブラ移籍を取り上げており、不名誉にもトーレスとポドルスキは冬の補強失敗5人にノミネートされる形となった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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