元仏代表の悪童MFナスリ、薬物違反で18カ月出場停止処分が明け英ウェストハムと契約
セビージャ時代にドーピング違反、ウェストハムが今季終了までの契約発表
英プレミアリーグのウェストハムが元フランス代表MFサミル・ナスリと契約したことを発表した。契約は今季終了までとなっている。薬物違反で長期出場停止処分を受けていた悪童がついに再スタートの時を迎えた。
ナスリは2016-17シーズンのセビージャ所属時代のドーピング違反が発覚し、18カ月の出場停止処分を下された。2017年8月からの適用とされ、この1月で処分が明ける。クラブでの練習は昨年11月から可能になっており、すでにウェストハムの練習に参加していた。
契約は破断したと一部で報じられていたが、無事にサイン。ウェストハムは公式サイトで「ハマーズ(クラブの愛称)プレミアリーグ・ウィナーのサミル・ナスリと契約」と伝え、マンチェスター・シティ時代に2度のプレミア制覇を経験している実力者の獲得を発表した。
昨年1月にトルコのアンタルヤスポルを退団して以降、実戦から遠ざかっているという不安はあるが、ナスリは「世界で最も競争力のあるリーグに戻って来ることができて嬉しい」と喜びを露わにしている。シティ時代の恩師、マヌエル・ペレグリーニ監督の下で復活が期待される。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1