不振のイグアイン&モラタが今冬に“大型トレード”? 伊メディアは合意と報道
ミランで低調なイグアインをチェルシーのサッリ監督が熱望か
セリエAで5位のACミランと、プレミアリーグで4位につけるチェルシーの間で、今冬にアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインとスペイン代表FWアルバロ・モラタの大型トレードが実現する可能性が出てきたようだ。イタリアテレビ局「スポーツ・メディアセット」が報じている。
今夏、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがレアル・マドリードからユベントスに加わった影響もあって、居場所を失ったイグアインは移籍を模索。結果的にミランへと期限付き移籍を果たすこととなった。しかし、ミラン側の大きな期待とは裏腹に、ここまでリーグ戦13試合5ゴールと期待に見合う成績を残すことができておらず、UEFAヨーロッパリーグではグループステージ敗退を喫するなど低調なチーム成績を含めて、メディアやサポーターから批判の的となっている。
一方、チェルシーで2年目を迎えたモラタは、イタリア人指揮官マウリツィオ・サッリ監督の就任によって序盤戦こそ出場機会を増やしたものの、ここまで14試合5ゴールと成績が振るわず。ここ数試合はベンチ外となるなど苦しい状況が続いている。
苦境が続く両者のトレード話が浮上しているのは、チェルシーのサッリ監督がイグアインの獲得を熱望していることが挙げられる。もちろん、現在はユベントスからの期限付き移籍の身であるため、段階的な難しさがあることは間違いない。しかし、ナポリ時代の教え子であるイグアインは自らのやり方を熟知している存在であり、イグアイン自身もサッリ監督との再会を楽しみにしていると伝えられていることから、交換トレードの可能性は高いと見られている。
現地報道によれば、両者は取引に合意したとも伝えられている。2人のストライカーの移籍が成立となれば、今冬の移籍市場におけるビッグトレードとなりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)