英代表DF、モウリーニョに敬意も“変化”を実感 「マンUにはこのようなプレーが…」
ショーがカーディフ戦の内容に手応え 「素早く前に進めることができるようになり、冷静だった」
マンチェスター・ユナイテッドは22日のプレミアリーグ第18節カーディフ戦に5-1で勝利した。18日にジョゼ・モウリーニョ前監督が辞任し、オーレ・グンナー・スールシャール新監督がチームに合流したのは20日。ほとんど準備時間がないなかで迎えたアウェーゲームの結果と内容は、多くのユナイテッドファンに期待を抱かせるものだった。試合後、イングランド代表DFルーク・ショーは、前任者の功績を忘れるべきではないとしながらも、「どんな監督の下でも、どんな状況にあっても、ユナイテッドにはこのようなプレーが期待されている」と話している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
モウリーニョ氏がクラブを率いていた時、ショーとの関係は常に良かったわけではない。モウリーニョ氏が苦言を呈し、ショーが移籍を検討するような時期もあった。しかし、フル出場したカーディフ戦後、ショーの口から出てきた言葉は、前監督への敬意に満ちたものだった。
「これだけ大きなことがクラブに起きるのは、決して良いことではない。でも、僕たち全員が、選手としても、チームとしても、起きたことを尊重しなければいけない。みんなはジョゼがこのクラブで何をしたか、すぐに忘れてしまうかもしれない。でも、彼は3つのトロフィーを獲った。多くのことをしてくれたんだ」
ユナイテッドは、これまでに数々のタイトルを獲得してきた。しかし、UEFAヨーロッパリーグのタイトルを獲得したのは、モウリーニョ氏が率いた2016-17シーズンが初めてだった。
「過去に一度も獲得していないトロフィーを勝ち取り、1シーズンで3つのトロフィーを手にした。彼はリスペクトされるべきだし、彼がやったことを忘れてはいけない。トロフィーを獲った選手だけではなく、ファンもね」
モウリーニョ氏の功績に、敬意を払うショーだが、同時にスールシャール監督の下での最初のゲームにも好感触を得たようだ。「どんな監督の下でも、どんな状況にあっても、ユナイテッドには、このようなプレーが期待されている」と言い、彼が実感したプレー面での変化について語っている。