【21日の補強動向】J2町田が新エース候補獲得、「調子乗り世代」のデカモリシはJ復帰
町田が横浜FMから富樫を獲得、過去2年は地域リーグでプレーしていた森島はJ3藤枝へ
J2町田ゼルビアは21日、J1横浜F・マリノスからFW富樫敬真を完全移籍で獲得した。富樫は横浜FMジュニアユースから日本大学高、関東学院大へ進学。大学4年時の2015年に特別指定選手登録を勝ち取り、9月のデビュー戦では初ゴールもマークした。翌2016年に横浜FMでプロデビューし、今季はFC東京へレンタル移籍。J1で19試合1得点に終わった。
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期限付き移籍期間満了とともに、町田への移籍となったが、富樫は町田のクラブ公式サイトを通じて「FC町田ゼルビアという熱いクラブでサッカーができることを大変嬉しく思います。色々と難しい状況の中でも、J1昇格という目標に向けて、監督、選手、スタッフ、ファン・サポーターの皆様が一丸となってクラブの誇りを胸に戦っている姿にとても感動しました。移籍することを決断した後、映像を見返し、このクラブでみんなと一緒にJ1の舞台へ行きたいと強く思いました。チームの目標と個人の目標をしっかりと持ち、向き合い、実現できるよう、全力を尽くします」とコメントしている。サイバーエージェントの参画で注目を集め、クラブ一丸となってJ1昇格に突き進む町田がまずは新エース候補を獲得した。
また、J3藤枝MYFCは関東サッカーリーグ1部の栃木シティフットボールクラブ(2018シーズンの名称は栃木ウーヴァFC)からFW森島康仁を獲得。滝川第二高からセレッソ大阪に加入すると、その後大分トリニータ、川崎フロンターレ、ジュビロ磐田でプレーし、2017年はテゲバジャーロ宮崎、2018年は栃木ウーヴァFCと地域リーグでプレーしていた。
森島は日本代表DF槙野智章やMF柏木陽介(ともに浦和レッズ)らとともに2007年のU-20ワールドカップに挑み、本大会では2得点。「調子乗り世代」ストライカーの筆頭格だった。栃木では今季18試合に出場17得点で得点王。得点感覚を磨いたストライカーが3季ぶりのJリーグに帰ってくる。
【その他、21日の主な移籍動向】
<湘南ベルマーレ>
GK 松原修平→ザスパクサツ群馬から完全移籍加入
<名古屋グランパス>
MF 杉森考起←町田ゼルビアから期限付き移籍期間満了に伴う復帰
<サンフレッチェ広島>
FW 皆川佑介←ロアッソ熊本から期限付き移籍期間満了に伴う復帰
<水戸ホーリーホック>
MF 志知孝明→松本山雅FCから完全移籍加入
GK 村上昌謙→レノファ山口から期限付き移籍加入
<ジェフユナイテッド千葉>
MF 田坂祐介→川崎フロンターレから完全移籍加入
DF 下平匠→横浜F・マリノスから完全移籍加入
<東京ヴェルディ>
DF 永田充:契約満了
<ツエーゲン金沢>
MF 藤村慶太→ベガルタ仙台から完全移籍加入
<FC岐阜>
DF 北谷史孝→V・ファーレン長崎から完全移籍加入
<アビスパ福岡>
MF 前川大河→セレッソ大阪から育成型期限付き移籍加入
<大分トリニータ>
DF 庄司朋乃也→セレッソ大阪から期限付き移籍加入
(FOOTBALL ZONE編集部)