香川は「第1ターゲット」 トルコ強豪ベジクタシュの“再アタック”を現地紙が報道

ドルトムントMF香川【写真:Getty Images】
ドルトムントMF香川【写真:Getty Images】

夏に関心を示していたベジクタシュ、今冬の獲得へ「再びアクションを起こした」

 ドルトムントのMF香川真司は、ブンデスリーガ首位に立つチームにあって今季公式戦出場が4試合のみと不遇をかこっている。スペインへの移籍願望も報じられるなど、その去就は大きな注目を集めているが、今夏に獲得に乗り出していたトルコのベジクタシュが再び手を挙げているという。トルコ紙「Milliyet」が報じている。

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 香川は今季ここまでブンデスリーガで2試合、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)とDFBポカールで1試合ずつに出場。プレータイムは205分に止まっている。

 11月6日にはU-23チームの一員としてレギオナルリーガ(4部相当)でプレーし、1試合4アシストを記録。しかし、トップチームではポジション争いでライバルに遅れを取っており、リーグ戦では9月26日の第5節ニュルンベルク戦(7-0)以降は出番がない。

 11月には香川自身がスペイン行きを望んでいるとの報道が出て、周辺が騒がしくなっていたが、ここにきて新たな選択肢が生まれようとしている模様だ。

 トルコ紙「Fanatik」は「カガワにベシクタシュからアタック」と取り上げ、「ベジクタシュは夏に獲得を試みたが、その時に成功しなかった日本人スターに対して再びアクションを起こした」と、今冬の移籍市場で再び獲得に乗り出す動きを見せていることを伝えている。

 ベジクタシュは16試合を消化した時点で、首位イスタンブール・バシャクシェヒルから勝ち点8差離れた3位。開幕前にセリエAのトリノからトップ下タイプのセルビア代表FWアデム・リャイッチをボーナス込みの1000万ユーロ(約13億円)で獲得したが、先発出場は全試合の半分である8試合、個人成績も2得点1アシストと思うような活躍ができていない。同紙は、「ベジクタシュはシーズンの終わりまでに経験豊富なプレーヤーを獲得するプランを持っていると語った」と記しており、「カガワは第1ターゲット」だという。

 来年1月のアジアカップの日本代表メンバーからも落選し、クラブでも苦境が続く香川。果たして、今夏から獲得に関心を示していたベジクタシュに新天地を求めることになるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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