セルティックGK、失点演出の衝撃ミスに海外騒然 「カリウスよりひどい」「ホラー」
ゴードンはアンダースローでパスを狙うも、目の前の相手FWにかっさらわれて得点献上
UEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ(GS)最終節で信じられないミスが飛び出した。キャッチしたボールを味方にアンダースローでつなごうとするも、相手にパスしてしまい失点。昨季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝で当時リバプールのドイツ人GKロリス・カリウス(現ベジクタシュ)が犯した失態を彷彿させるプレーに、「衝撃的なミス」「ホラーエラー」と報じている。
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セルティックは現地時間13日のEL最終節で、日本代表MF南野拓実が所属するザルツブルクと対戦。グループ首位相手に後半22分に先制点を許し、迎えた同32分だった。
ザルツブルクの大きなクリアボールがセルティック最終ラインの背後に飛び、35歳のスコットランド代表GKクレイグ・ゴードンがキャッチ。左サイドの味方にアンダースローでつなごうとした瞬間、プレスに来たザルツブルクのノルウェー代表FWフレデリク・グルブランドセンにかっさらわれ、追加点を奪われてしまった。
詰めてきていたのに気づかなかったのか、相手にパスするような格好となり、シュートに対してスライディングで懸命にブロックを試みたが、すでに時遅しだった。
英ラジオ局「talkSPORT」は「ロリス・カリウスよりひどい」と見出しを打ち、「衝撃的なミス」「ホラーエラー」と報道。英紙「インディペンデント」も「クレイグ・ゴードンがロリス・カリウスのCLの大ポカを再現」と報じた。
カリウスと言えば、昨季CL決勝でキャッチしたボールをアンダースローで味方につなごうとしたところを、目の前にいたレアル・マドリードの元フランス代表FWカリム・ベンゼマにカットされて失点。その後、ウェールズ代表FWギャレス・ベイルの正面に飛んできたミドルシュートも後逸してゴールを許し、1-3で敗れる戦犯となったのは記憶に新しい。海外メディアも、カリウスを彷彿させる凡ミスだったと大きく取り上げている。
セルティックは引き分け以上でGS突破が決まるなかでザルツブルクに1-2で敗れ、万事休すかと思われたが、3位RBライプツィヒも終盤に追いつかれて1-1のドロー。辛くも決勝トーナメント進出の切符を手にしたことが、ゴードンにとっては唯一の救いになったはずだ。
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