バイエルンFW、“9差”の首位ドルトムント追撃に自信 「追う立場のほうが簡単」

バイエルンのFWレバンドフスキ【写真:Getty Images】
バイエルンのFWレバンドフスキ【写真:Getty Images】

レバンドフスキが4位の現状を楽観視 「2列目からの攻撃も時には悪くない」

 ドイツ・ブンデスリーガ7連覇を目指すバイエルンは、現在ドルトムントの背中を追いかける立場となっている。しかし、ポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキは、こうした緊張感のある状況は悪くないものだと考えているようだ。ドイツ誌「シュポルト・ビルト」のインタビューで語っている。

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 過去6シーズン、ブンデスリーガの王座にいるバイエルンだが、今季は13節を終えた現時点で4位。首位ドルトムントに勝ち点「9」差をつけられるという、近年にない展開となっている。

 これについてレバンドフスキは「2列目からの攻撃も時にはまったく悪くないものだよ。追う立場でも構わない」と語ると、「僕らはこの何年か、ずっと背後を見る立場だったけど、前にいるチームを見つめる状況は緊張感が増す」と、4位という現状をポジティブに捉えている。さらに「首位となって2位以下が攻めてくるのを見るよりも、追う立場として攻撃を仕掛けていくほうが簡単だよ」と強気の姿勢を見せた。

 昨季もバイエルンは序盤の不振から息を吹き返し、最終的に2位シャルケに勝ち点21もの差をつけて圧倒的な優勝を飾った。しかしDFBポカールでは決勝でフランクフルトに敗れ、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)では準々決勝でレアル・マドリードに敗れ、三冠達成はならなかった。

 レバンドフスキは「ブンデスリーガ、DFBポカール、CLをしっかり戦わなきゃならないと分かっているなら、(国内リーグで)20ポイントもリードしてCLだけに集中するという状況は違う。僕はこの高い緊張感が続いていくことを願っているくらいだ」とコメント。ブンデスリーガが楽に戦えるようでは、三冠は難しいとの見解を示し、むしろ厳しい状況にある現在を歓迎していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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