「映画の結末」「実現不可能」 リバプールの劇的決勝弾に脚光「こんなことある?」

FWオリギが頭で押し込み、土壇場で決勝弾を挙げた【写真:Getty Images】
FWオリギが頭で押し込み、土壇場で決勝弾を挙げた【写真:Getty Images】

クラブ公式SNSで「マージーサイド・ダービー」で生まれた劇的決勝弾の動画を公開

 リバプールは現地時間2日に行われたリーグ第14節、エバートンとの「マージーサイド・ダービー」で劇的な展開から1-0と勝利を収めた。クラブ公式インスタグラムでは試合終了間際の決勝弾の一部始終を動画で公開し、ファンからは「奇跡としか言いようがない」「まるで映画の結末だ」と大きな反響を呼んでいる。

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 今季無敗を維持しているリバプールは本拠地アンフィールドで“隣人”エバートンを迎えた。白熱の一戦は0-0のまま後半アディショナルタイムに突入する。引き分け濃厚と思われたなか、ハーフウェーライン付近でのセットプレーをきっかけにドラマが生まれる。

 リバプールGKアリソンがボールの元に駆け寄ると、DFトレント・アレクサンダー=アーノルドにショートパス。右サイドからロングフィードが送られたなか、ゴール前で相手DFにクリアされるも、落下地点に構えていたDFフィルジル・ファン・ダイクがダイレクトで右足を振り抜いた。しかし、ボールの芯を捉えることができず、緩やかなハイボールとなってしまう。ファン・ダイクはシュートの瞬間、ミスキックに天を仰ぎ、がっくりとうなだれながら自陣へ戻ろうとしていた。リバプールの選手たちも頭を抱え、試合終了のホイッスルを覚悟した様子を見せていた。

 ところが、高々と弧を描いたボールはクロスバー付近へと落下。相手GKジョーダン・ピックフォードは慌てて両手で弾こうとするも、セーブが甘く、バーを叩くと、手前に落ちたボールを詰めていたFWディボック・オリギが頭で押し込み、土壇場で決勝弾を挙げた。

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