堂安律の躍動をクラブ公式称賛 1得点1アシスト&「美しいボール」で追加点演出
フローニンゲンがNACに5-2と大勝、堂安が4ゴールに絡む
日本代表MF堂安律が所属するフローニンゲンは現地時間2日、エールディビジ第14節のNAC戦に臨み、5-2の大勝を飾った。この試合で大きな働きをしたのが堂安だ。同点ゴールを含む1得点1アシストについて、クラブ公式サイトでも称賛されている。
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5得点を奪ったフローニンゲンだったが、試合としては点差ほど楽な展開ではなかった。前半6分、堂安が右サイドでボールを持ち運び、逆サイドへアーリークロス。これをFWミムン・マヒがダイレクトボレーで蹴り込み、フローニンゲンが幸先良く先手を取る。アシストした堂安は同12分にも、強烈なミドルで相手GKを脅かすなど存在感を示した。
しかし同16分、そして後半11分とNACにゴールを許し、フローニンゲンは1点ビハインドの状況に。その苦境を救ったのも、やはり堂安だった。後半13分、自ら起点となった右サイドからのクロスでゴール前が混戦となるも、いち早く詰めた堂安がねじ込み同点ゴールをゲットした。
「後半のスタートはフローニンゲンにとっては悲惨なものだった。セットプレーから1-2とされたが、その2分後にはリツ・ドウアンが同点ゴールを決めた」
これで試合の流れを取り戻したフローニンゲンは、同31分に堂安のスルーパスでペナルティーエリア内深くに入り込んだマヒが後方にボールを落とし、MFデヨファイシオ・ゼーファイクが勝ち越しゴール。同40分には堂安の絶妙な浮き球パスを受けたマヒが一度は相手GKにシュートを阻まれたが、こぼれ球を押し込み4-2。「ドウアンからの美しいボールだった」と事実上のアシストだったことに触れている。
結局堂安はこの日、計4ゴールに絡んだ。今冬にもステップアップ移籍が噂され、森保一監督率いる日本代表でもエース格へと成長しつつある20歳は、今季4ゴール目をマークし、その実力が本物であることを改めて示す一戦となった。
(FOOTBALL ZONE編集部)