香川の兄貴分が別れの言葉 「それでもドルトムントはそこにあり続ける」

新たな挑戦に意欲

 ドルトムントで2度のリーグ制覇とDFBポカール制覇を経験。13年にはUEFAチャンピオンズリーグで準優勝も果たした。この27歳は、この夏多くのスター選手が新天地を求めたトルコへと渡ることとなった。すでに自身初となる国外挑戦へ向けての意気込みも十分のようだ。
「ドルトムントを離れるが、悲しみの涙だけではなく笑顔もある。なぜなら、伝統があり、野心もある高いレベルのクラブでの挑戦を楽しみにしているからだ。新しい国、異なる文化、新たなチームメートや旧友と会うのも楽しみだ」
 グロスクロイツは日本代表MF香川真司の兄貴分としても知られており、2014年にマンチェスター・ユナイテッドから復帰した香川に歓 迎するコメントを送るなど良好な関係を築いていた。左右両サイドのMFやDF、時にはFWまで複数ポジションをこなし、チームに大きな貢献をもたらす万能戦士が、トルコでの新たな飛躍を誓った。

【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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