守備再建目指すチェルシーは二転三転 仏ナントと英2部から伏兵DFを補強

即戦力の期待懸かるセネガル代表DF

 左利きで、強靱( きょうじん)な肉体とスピードを備えたセンターバックのジロボジとは4年契約を結び、移籍金およそ270万ポンド(約5億円)での加入となった。31日の時点でクラブ間合意に達していたが、メディカルチェックを経て、1日に正式決定となった。26歳のジロボジには、テリーやガリー・ケイヒル、クルト・ズマら強力なライバルとのポジション争いが待っている。
 エバートンのイングランド代表DFジョン・ストーンズが最大のターゲットも目されていたチェルシーだったが、この逸材の獲得は実現せず。最終日には、パリ・サンジェルマンのブラジル代表DFマルキーニョスに2度もオファーを提示したが、この夢もかなわなかった。
 特にマルキーニョスに対する2度目のオファーは4040万ポンド(約75億円)と なりふり構わぬ姿勢を見せたが、実際に獲得したのは英2部のレディングとフランスの中堅ナントの選手という意外な伏兵だった。彼らはタレント軍団チェルシーで、その存在価値を示すことができるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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