J2初昇格を決めた鹿児島 “歴史的な日”にスペイン1部アラベスとの業務提携を発表

鹿児島は試合前に記者会見を開き、アラベスと業務提携したことを発表した【写真:Football ZONE web】
鹿児島は試合前に記者会見を開き、アラベスと業務提携したことを発表した【写真:Football ZONE web】

沼津に1-0で勝利しJ2昇格確定、試合前に本拠地で記者会見を行う

 J3鹿児島ユナイテッドは25日、本拠地の白波スタジアムでアスルクラロ沼津と対戦し、後半29分に生まれたMF中原秀人のゴールを守り切り1-0で勝利。勝ち点を57に伸ばし、残り1試合を残して2位以内を確定させ、クラブ史上初となる来季J2昇格を決めた。

 1万916人もの観衆を集め、まさに歴史的な一戦となったなか、鹿児島は試合直前にスタジアム内で記者会見を開き、リーガ・エスパニョーラ1部のデポルティボ・アラベスと業務提携したことを発表した。

 会見に出席した鹿児島の徳重剛代表は、今回の提携に至った経緯を説明。鹿児島におけるスポーツ文化の発展の模範となるようなクラブを探し、1年近い調査を経て「バスコニア・グループ」が運営するアラベスに辿り着いたという。充実したアカデミー組織を持ち、総合スポーツクラブとして他競技も展開。また競技力向上にITを積極活用するなどのクラブ方針が、鹿児島側の希望に合致していたという。

 アラベスは1921年に創設されたクラブで、スペイン・バスク自治州の州都ビトリア=ガステイスに本拠地を置く。長く下部リーグを行き来するクラブだったが、1998-99シーズンにリーガ1部昇格を果たすと、1999-2000シーズンに6位、翌シーズンにはUEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)準優勝と旋風を巻き起こした。近年は一時3部リーグにまで低迷するも、2016-17シーズンに1部復帰。そして今季は開幕から好調で、11月24日終了時点で首位バルセロナと勝ち点2差の暫定4位と躍進している。

 来季からのJ2初昇格を決めた記念すべき日に発表された、スペイン1部クラブとの業務提携。これまで高校サッカーでは全国レベルの強豪校を何校も輩出しながら、プロクラブは長く“不毛の地”だった鹿児島で、サッカー熱が高まりを見せている。

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(Football ZONE web編集部)

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