神戸のスペイン人監督、清水戦後半AT15分から乱闘騒動にため息 「終盤に起こったことは…」

神戸の指揮を執るスペイン人監督フアン・マヌエル・リージョ監督【写真:Football ZONE web】
神戸の指揮を執るスペイン人監督フアン・マヌエル・リージョ監督【写真:Football ZONE web】

3-3で迎えた後半アディショナルタイム、両軍が入り乱れる乱闘騒動が勃発

 24日、J1第33節で清水エスパルスとヴィッセル神戸が対戦し、3-3で迎えた後半アディショナルタイム15分に両軍が入り乱れる乱闘騒動が勃発した。試合はそのまま終了したが、今季途中から神戸の指揮を執るスペイン人監督フアン・マヌエル・リージョ監督は試合後の取材に応じ、大きなため息をつくと、「終盤に起こったことは…」と試合中の出来事に言及した。

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 試合は前半26分、MFアンドレス・イニエスタの華麗なループパスからMF藤田直之が決めて神戸が先制。同39分にMF河井陽介のゴールで清水が追いつくも、後半7分にFW古橋亨梧、同17分にMF三田啓貴と連続ゴールが決まり神戸が3-1とリードした。劣勢の清水だったが、終了間際の同42分にFWドウグラスが1点を返すと、アディショナルタイム14分にはCKで攻撃参加した清水のGK六反勇治が渾身のヘディングシュートで同点ゴールを決めた。

 だがアディショナルタイム15分、清水MF石毛秀樹に対して神戸FWウェリントンが激しいタックルを見せ、相手ベンチとの言い合いをきっかけに両軍が入り乱れる乱闘騒動に発展。事態は一度収束するも、直後に退場処分を言い渡されたウェリントンが激高し、間に入った六反を投げ飛ばすなど荒れた展開となった。再開直後に試合終了の笛が鳴り、3-3で終えている。

 神戸のリージョ監督は試合直後の取材に対応。大きなため息をつくと、「試合の終盤に起こったことは、今は何も話さないほうがいいと思う」と触れ、「繰り返し同じことを話してしまうことになるので」と理由を説明している。3-1とリードした状況から追いつかれた展開に加え、最後は乱闘騒動もあり、スペイン人監督も複雑な心境を覗かせた。

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