ユベントス、ディバラ退団ならムバッペ獲りへ C・ロナウドとの“夢のコンビ”結成か
C・ロナウド加入でポジションを失いつつある「10番」が新天地を求めた場合は…
イタリア王者ユベントスは、今冬や来夏の移籍市場で前線に大きな変化が生まれる可能性があるという。イタリア紙「トゥット・スポルト」が報じている。
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今季のユベントスはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが加入し、序盤の試行錯誤を経て現在は3トップシステムが定番化し始めている。そのなかで、左サイドにロナウド、中央に元クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチがファーストチョイスとなり、右サイドはアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラやコロンビア代表MFフアン・クアドラードらが併用されている。
ディバラは名門の「10番」を背負う才能である一方で、ロナウド加入により最も得意とするセカンドストライカーのポジションを失った存在でもある。かねてからバルセロナやレアル・マドリードといったスペインの名門が獲得の意向を持つとされるだけに、流出の危険性が最も高い選手になっているという。
そうしたなかで、ユベントスの強化部はディバラが新天地を求めた場合の対策として、パリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・ムバッペをターゲットにするという。ムバッペは今年のロシア・ワールドカップでも見せたように、右ウイングとしてのプレーが可能で、オプションである2トップにも対応が可能だ。
ディバラについては、これまでの欧州メディアの報道では移籍する場合の移籍金は1億ユーロ(約130億円)を下回ることはないとされる。一方で、ムバッペの獲得には2億ユーロ(約260億円)クラスの予算が必要というのが、これまでの流れだ。
果たして、ユベントスはディバラ流出時には巨額の移籍金を積み増ししてムバッペの獲得に本腰を入れるのか。実現すれば、ロナウドとムバッペというスーパーコンビが誕生することになるが、そうした再編が現実のものになるかはディバラの動向が鍵になると言えそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)