復調レアル、宿敵バルサと争奪戦勃発 違約金64.5億円の20歳ブラジル人FW獲得に興味
FWペドリーニョを巡り、すでにコリンチャンスを会合の場を持ったとスペイン紙報道
レアル・マドリードはフレン・ロペテギ監督からサンティアゴ・ソラーリ監督に体制変更してから公式戦4連勝を飾るなど、一時期の不調を完全に脱した。19歳のブラジル人FWヴィニシウス・ジュニオールの積極起用など新戦力の台頭もあるなかで、クラブは来年1月の移籍市場で新たなブラジル人有望株に目をつけているようだ。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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レアルがターゲットとしているのは、コリンチャンスのFWペドリーニョだ。20歳ながらも右ウイングとして存在感を示しており、なおかつ中盤の複数のポジションをこなせる万能性も特徴とする。前線にはヴィニシウス、そしてウェールズ代表FWギャレス・ベイル、元フランス代表FWカリム・ベンゼマやスペイン代表MFマルコ・アセンシオと前線にはタレントが揃っているが、剛腕フロレンティーノ・ペレス会長としてはさらなる戦力充実にさっそく動いている。
記事によると、コリンチャンスのアンドレス・サンチェス会長はスペインを訪れ、“フェノメノ(怪物)”こと元ブラジル代表FWロナウドが会長を務めるバジャドリードの事務所を訪問。その後にペレス会長との会合の場を持ったのだという。
レアルがペドリーニョ獲得に動いているのは、宿敵バルサとの獲得競争に参戦する狙いがある模様だ。現状で違約金が5000万ユーロ(約64億5000万円)となかなかの高額に設定されているが、バルサ側はすでにブラジルでペドリーニョと接触。レアルとしては、逸材をやすやすと渡すわけにはいかないとの算段もあるだろう。
ブラジル代表FWネイマール(現パリ・サンジェルマン)やヴィニシウスらブラジル人アタッカーを巡ってレアルとバルサはつばぜり合いを繰り広げてきた歴史がある。ペドリーニョもその系譜に名を連ねることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)