20歳DF冨安、不動の吉田が見せた“バチバチ”から刺激 「もうちょっと強くならないと」

日本代表のDF冨安健洋【写真:田口有史】
日本代表のDF冨安健洋【写真:田口有史】

ベネズエラ戦で先発し、吉田とCBでコンビを組んだ冨安が手応えと課題を語る

 日本代表のDF冨安健洋(シント=トロイデン)は16日の国際親善試合ベネズエラ戦に先発出場。キャプテンのDF吉田麻也(サウサンプトン)とCBでコンビを組み、前半には失点のピンチを防ぐスーパークリアを披露するなど代表2試合目にして堂々たるパフォーマンスを示した。心境著しい20歳は「もうちょっと強くならないと」と語るなど向上心を覗かせた。

 日本は前半11分、ゴール前でDF佐々木翔(サンフレッチェ広島)のバックパスをベネズエラにカットされてピンチを招く。GKシュミット・ダニエルが飛び出すもシュートを放たれ、ボールはゴールへ一直線。ここで、カバーに入った冨安がライン上ギリギリでクリアし、なんとか失点を凌いだ。

 このビッグプレーをはじめ、経験豊富な吉田とのコンビで安定した守備を披露した冨安。「バチバチやってる感がマヤさんにはありましたし。僕が正面からぶつかっても勝てないことは分かっていたので、前に入るとか駆け引きをしようと決めて試合に入っていた」と二人のコンビプレーに手応えを口にしている。その一方で足りない部分も実感していたようで「強さがあるなかで駆け引きできればいいので、もうちょっと強くならないと」と、自らの課題を挙げている。

 ベルギーで経験を積む若きセンターバックは、代表のピッチでも堂々たるプレーを見せた。不動の吉田の相棒として、レギュラー争いに名乗りを上げている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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