フランス代表監督、21歳FWデンベレの“遅刻癖”指摘 言い訳はいつも「僕だけじゃない」

フランス代表のデシャン監督(左)が、デンベレ(右)の遅刻癖に言及している【写真:Getty Images】
フランス代表のデシャン監督(左)が、デンベレ(右)の遅刻癖に言及している【写真:Getty Images】

バルサでも問題となっている規律面の問題 デシャン監督も注意を促す

 フランス代表のディディエ・デシャン監督が、同国代表FWウスマン・デンベレの遅刻癖に言及し、エリート選手としてもう少し気を遣うべきだと注意を促した。スペイン紙「マルカ」が報じている。

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 現在21歳で将来を嘱望されるアタッカーのデンベレだが、態度や規律面の問題についてはこれまでも何度か取り上げられてきている。最近話題になったのは、現地時間10月20日に行われたリーガ・エスパニョーラ第9節のセビージャ戦(4-2)での出来事だ。この試合でアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが右腕を骨折したために代わりに入るよう告げられたデンベレだが、同選手はその準備に10分もの時間を要し、出場していた同僚からはこれに対し不満の声が上がっていた。

 さらに続く24日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)インテル戦(2-0)では、集合時間に25分も遅れて到着。負傷中のメッシが不在の試合だったが、デンベレに出番は訪れず、ベンチ外となっていた11月11日のベティス戦(3-4)でも、会場に到着したのは試合開始の5分前。さらにハーフタイムに席を立ち、戻ったのは後半開始から4分後のことだった。

 こうしたネガティブなエピソードはスペインメディアなどで報じられていたが、フランス代表を率いるデシャン監督も記者会見でデンベレの遅刻癖について言及。「彼が遅れてきた時の言い訳は分かっているよ。いつも、自分を擁護するために『僕だけじゃない』と言うんだ」と明かし、次のように続けた。

「ウスマンには遅刻癖がある。クラブか、代表チームかは関係なく、エリート選手の日常生活の中のことをもう少しきちんとすべきだ。彼は若く、このようなことに彼が気付く可能性を信じている。繰り返し続けているが、早く改善されれば、みんなにとって良いことなのだが」

 その一方でデシャン監督は、「クラブでの日常生活に干渉はしない。選手の管理は彼らの問題だ」とし、デンベレの遅刻癖に関してバルセロナ側に連絡を入れるようなことはしないとした。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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