ミラン、ELベティス戦前日にサポーター20人が逮捕 暴言合唱やバスの走行妨害など蛮行
グループステージ首位決戦を前にミランサポーターが水を差して現地警察が出動
MF乾貴士が所属するベティスは、現地時間8日にUEFAヨーロッパリーグ(EL)で大一番となる本拠地ACミラン戦を控えるが、その前夜にセビリア市内でミランサポーター20人が逮捕される事態になったという。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」や、イタリアのサッカー専門サイト「カルチョメルカート・コム」が報じている。
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ベティス対ミランの一戦は、グループステージ第4節の首位決戦になる。勝ち点7のベティスをミランが勝ち点6で追う一方、3位のオリンピアコスも勝ち点4で続いている。両チームとも、勝利して混戦から一歩抜け出したいゲームだ。
しかし、その前夜にミランサポーターが水を差した。ベティスの本拠地セビリア市内に繰り出すと、発煙筒などを使用してバスなどの走行を妨害。さらに、暴言を用いてのシュプレヒコールを繰り返した。市民の通報により、現地警察が駆けつける騒ぎになったという。
その結果、犯行が特定された20人が逮捕。さらに、試合に向けてはスタジアムの周辺を含めた警備を増員することも合わせて決定されたとしている。欧州の国際大会では時に起こるものだが、ミランサポーターの蛮行は不名誉なニュースとして世界中に発信されてしまった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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