敵地第2戦に向けて“アウェーゴール”許さず　後半ATには相手MFが退場

　勢いに乗る鹿島は、同25分にも勝負強さを見せつける。ペナルティーエリア内の空中戦でのこぼれ球を三竿がいち早く拾い、右へと展開。鈴木のポストからセルジーニョが巧みに抜け出し、冷静に右足アウトサイドシュートで流し込む。頼れるブラジル人アタッカーのACL5試合連続ゴールで2-0と、大きな追加点を手に入れた。

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　その後も押し気味に試合を続けた鹿島。ペルセポリスの心をへし折る3点目とはならなかったが、後半アディショナルタイムにはペルセポリスMFネマティが2枚目のイエローカードで退場となった。複数ゴールを奪い、なおかつ無失点に抑えての勝利は、敵地での第2戦に向けて大きなアドバンテージとなる。ACL制覇を果たせば、節目のクラブ通算20冠目となるJリーグが誇る常勝軍団は、大アウェーのイランの地でも敢然と戦うはずだ。