11連勝中のアーセナル、知将エメリの改革とは? 新体制で共鳴する“FWコンビ”

今季からアーセナルを率いるウナイ・エメリ監督【写真:Getty Images】
今季からアーセナルを率いるウナイ・エメリ監督【写真:Getty Images】

【データで診るサッカー】公式戦11連勝と快進撃を見せるエメリ体制のアーセナル

 今季はアーセナルにとって、新時代の船出を飾るシーズンとなっている。22年間にわたってチームを率いたアーセン・ベンゲル前監督が昨季限りで退任し、ウナイ・エメリ監督が就任。アーセナルの新章が幕を開けることになった。

 開幕2試合こそ、第1節マンチェスター・シティ戦(0-2)、第2節チェルシー戦(2-3)と連敗。指揮官が選手の特徴を完全に把握できておらず、戦術の浸透もなされていない開幕直後の優勝候補との連戦で、結果を求めるのはあまりに酷な状況と言えた。

 2連敗スタートでチームが崩壊する危険性もあったなか、アーセナルはそこから公式戦11連勝と破竹の勢いを見せている。

 好調の要因はいくつかある。近年低調なパフォーマンスから抜け出せずにいたMFメスト・エジル(元ドイツ代表)の完全復活、それを促したMFルーカス・トレイラ(ウルグアイ代表)の加入。エメリ監督の改革はすでに目に見える結果を残し始めているが、ベンゲル政権から明確に変わったのは前線の二人だ。

 今年1月に加入したFWピエール=エメリク・オーバメヤン(ガボン代表)と昨夏に加入したFWアレクサンドル・ラカゼット(フランス代表)。この両者が生み出す攻撃は、今やプレミアリーグ屈指の破壊力を誇っている。

 オーバメヤンは昨季、2月3日の第26節エバートン(5-1)戦でアーセナルデビューを果たすと、その後リーグ戦13試合出場で10得点とゴールを量産。一方のラカゼットは、オーバメヤン加入後にベンチスタートが増え、負傷離脱もあったため出場は7試合に止まったものの5得点をマークした。

 ベンゲル監督は当初、オーバメヤンを最前線に置き、ラカゼットをベンチスタートにすることが多かったが、シーズン終盤にはオーバメヤンを3トップの左ウイング、ラカゼットをセンターフォワードで起用する布陣を採用するようになった。

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