香川がファン・ハール時代のマンU“放出10人”に選出 英紙「ベストを見せることに失敗」

(左から)ファンハール元監督、MF香川【写真:Getty Images】
(左から)ファンハール元監督、MF香川【写真:Getty Images】

売却されたビッグネームの今を特集、香川には辛辣な評価

 英紙「デイリー・ミラー」が、ルイス・ファン・ハール体制でマンチェスター・ユナイテッドから放出されたビッグネームたちの、その後の動向について特集している。2012年から14年までプレーしたドルトムントの日本代表MF香川真司も登場しているが、「彼のベストを見せることに失敗した」と辛辣な評価となった。

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「ルイス・ファン・ハールのマンチェスター・ユナイテッドの遺産:彼が売却した10人の注目選手に何が起きたか?」

 このように題した特集記事では、2シーズン(14~16年)のファン・ハール体制の間にユナイテッドを去った選手10人をピックアップし、放出が成功か失敗かを査定している。

 12年にユナイテッドに移籍し、2シーズンを過ごした香川もそのうちの一人として紹介されている。アジア人選手としてプレミアリーグ史上初のハットトリックを達成するなどインパクトも残したが、ドルトムント時代ほどの輝きはなかったとされ、放出は失敗ではなかったとされている。

「(放出は失敗か?)ノーだ。ユナイテッドに加入する前まではブンデスリーガ最高の選手だったかもしれないが、オールド・トラッフォードでは彼のベストを見せることに失敗した。ヴェストファーレンシュタディオン(ドルトムント本拠地)に戻ってからも、2011年当時の華麗さはいまだに取り戻せていない」

 サー・アレックス・ファーガソン元監督からは絶賛を受けた香川だが、その後にチームを率いたデイビッド・モイーズ、ファン・ハール両監督の下では厳しい時を過ごした。英国メディアからは求められたパフォーマンスを披露することはなかったと、厳しい評価を下された。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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