森保ジャパン、11対11の紅白戦実施 招集全23選手…注目の「起用ポジション」は?

11対11の紅白戦1本目の布陣図【画像:Football ZONE web】
11対11の紅白戦1本目の布陣図【画像:Football ZONE web】

地震でチリ戦中止、急きょ札幌市内でトレーニング フルコートの紅白戦で全選手プレー

 森保一監督率いる新生・日本代表は、7日に予定されていたキリンチャレンジカップ・チリ戦(札幌ドーム)が地震の影響で中止となったなか、札幌市内でトレーニングを行った。フルコートでの紅白戦を実施し、メンバーを入れ替えながら試行錯誤を続けている。

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 3日から札幌合宿をスタートさせた新生日本代表は、7日に初陣を飾る予定だったが、北海道地震の影響で中止となり、午後から急きょトレーニングを実施。フルコートで11対11の紅白戦を行なった。ビブスあり組、ビブスなし組の2チームに分かれ、両軍とも4-4-2を採用。1本目が35分、2本目が約20分の変則的な2本が組まれた(ともに図参照)。

 1本目のビブスあり組にはFW杉本健勇・浅野拓磨、中盤左右に伊東純也・伊藤達哉、ボランチに三竿健斗・天野純、最終ラインは左から佐々木翔・冨安健洋・植田直通・守田英正、GKに権田修一が入った。

11対11の紅白戦2本目の布陣図【画像:Football ZONE web】
11対11の紅白戦2本目の布陣図【画像:Football ZONE web】

 一方のビブスなし組にはFW南野拓実・小林悠、中盤左右に中島翔哉・堂安律、ボランチに青山敏弘・遠藤航、最終ラインは左から車屋紳太郎・槙野智章・三浦弦太・室屋成、GKに東口順昭となった。

 ともに一進一退の攻防を繰り広げたなか、ビブスなしチームの室屋が右サイドから侵入してラストパスを送ると、南野がポスト直撃のシュートを放って存在感を放った。ビブスチームも左サイドを駆け上がった佐々木のパスから最後は伊東が合わせてゴールを決めている。2本目はメンバーを入れ替えたが、両軍とも4-4-2は変わらなかった。

 新体制では3バックと4バックを併用すると見られるなか、現状では4バックを重点的にテストしているようだ。11日の国際親善試合コスタリカ戦(パナソニックスタジアム吹田/19時20分)に向けて着々とチーム作りが進行している。

(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



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