“欧州ダブル制覇”トーレス、CLとELの栄光を熱弁 「トロフィーを持つ経験は得難い」

DAZNアンバサダーに就任したトーレス【写真:Football ZONE web】
DAZNアンバサダーに就任したトーレス【写真:Football ZONE web】

DAZNアンバサダーに就任したトーレスがメディアカンファレンスに出席 

 サガン鳥栖の元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスは6日、スポーツチャンネル「DAZN」の2周年を記念したメディアカンファレンスにDAZNアンバサダーとして登場し、今月に本選が開幕するUEFAチャンピオンズリーグ(CL)とUEFAヨーロッパリーグ(EL)について語った。

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 アトレチコ・マドリードの下部組織出身で2001年にトップデビューを果たしたトーレスは、07年夏にリバプールへ移籍しワールドクラスのストライカーへ飛躍を遂げると、11年1月に当時のイングランド史上最高額となる5000万ポンド(約72億円)でチェルシー移籍を果たした。適応に苦しみ不振の時期を過ごすものの、11-12シーズンにCL優勝を経験した。

 その後、ACミランを経て2014年に古巣アトレチコへ復帰。昨季にはEL優勝を達成し、それを置き土産に7月からJリーグへと活躍の場を移している。

「始まりの音楽から素晴らしい。CLで勝った経験はすごく覚えている。負けた試合は極力忘れるようにしていた。CLとEL両方とも経験があり、それらで優勝したことは忘れ難い経験。トロフィーを持つ経験は得難いものなんだ」

 会見でCLとELの印象について尋ねられると、このように回答したトーレス。また、「もう一回、ワンモアチャンスを願って戦う。だからヨーロッパの人は、その瞬間を見逃さないようにするため、見る人が多いんだ」と、トロフィーを掲げる栄光の瞬間を味わった選手たちは、再びその瞬間をつかみ取ろうと躍起になると語った。

 今シーズンもCLにはアトレチコとリバプールが、ELにはチェルシーが出場する。トーレスも遠く離れた日本から、DAZNの画面越しに古巣の健闘を祈ることになりそうだ。

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