森保ジャパン始動! 指揮官が告白、初合宿初ミーティング…選手に伝えた“二つの指針”

代表合宿初ミーティングを行った森保ジャパン【写真:Football ZONE web】
代表合宿初ミーティングを行った森保ジャパン【写真:Football ZONE web】

3日から新生・日本代表の合宿スタート、トレーニング開始前にピッチ上でミーティング

 森保一監督率いる新生・日本代表が3日から札幌市内に集合し、7日のキリンチャレンジカップ・チリ戦(札幌ドーム/19時)、11日の同コスタリカ戦(パナソニックスタジアム吹田/19時20分)に向けて、新体制で初の合宿を開始した。

 トレーニング開始前、ピッチ上で森保監督を中心に2分間ほどのミーティングを実施。選手たちが円陣を組むような形で立ち並び、指揮官の言葉に耳を傾けた。初日の練習を終えた森保監督は、その時に語った内容について「練習前に選手に話したのは二つ」と明かし、次のように続けている。

「一つは、まだ全員集まってないが、今回集まっている選手はみんなチームのために、そして仲間のために走って、戦ってくれる選手が集まってくれた」

 指揮官は選手に“仲間のため、チームのために走って戦う”ことを求めている。今回の招集メンバーもそうした点が高く評価されており、森保監督の口から直接伝えたという。二つ目は“個々の良さを出すこと”だ。

「チームのため、仲間のために走って戦う。組織的に日本人の良さを出して戦いつつも、個々のスペシャルな部分を存分に発揮してほしい、思い切ってプレーしてほしいと話した」

 まだ新チームが始動したばかりとあって、まずは戦術よりも戦う姿勢、そして個々の長所を最大限に出してほしいと選手たちに要望したようだ。今回のメンバーで最年長のMF青山敏弘(サンフレッチェ広島)も、「どれだけ自分を犠牲にして走って、チームとして戦えるかを求めていると思う。もちろん戦術、サッカーの質も求めますが、一番はそこ」と理解しており、森保イズムの一端を初日から垣間見せている。

(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



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