韓国エースFWソン・フンミン、アジア大会“日韓決勝”へ必勝誓う「我々は優勝に値する」

韓国代表のエースFWソン・フンミン【写真:AP】
韓国代表のエースFWソン・フンミン【写真:AP】

金メダルと兵役免除を懸けて日本と決勝で激突 ソン・フンミンにとって“ラストチャンス”

 韓国代表のエースFWソン・フンミン(トットナム)は、9月1日のアジア大会決勝で激突する日本戦で兵役免除を懸けた最後の戦いに挑む。「僕は勝ちたい。チームも勝ちたい。韓国も勝ちたい。我々は優勝に値する」と、日韓頂上決戦への必勝の決意を明かした。

 日本が東京五輪を視野に入れたU-21代表チームで参戦する一方、韓国はU-23世代をベースに、ソン・フンミンというA代表のスーパーエースや海外組も招集するなど必勝体制で臨んでいる。

 29日のベトナムとの準決勝に3-1と勝利。ソン・フンミンは前半28分にスルーパスを送り、オーバーエイジ枠で参戦のJ1ガンバ大阪FWファン・ウィジョのゴールをアシストしていた。

「パフォーマンスはすごく良かったと思う。勝利への飢えをプレーに出すことができたし、勝利に値した。今大会最高のチームパフォーマンスとは思わない。チームの状況も徐々に向上している。100パーセント以上のパフォーマンスを決勝で出せると思う」

 ソン・フンミンは試合後、英語で思いを口にした。アジア大会で優勝すれば、選手たちは兵役免除の権利を手にできる。韓国では28歳の誕生日を迎えるまでに男性は21カ月の兵役に就く義務がある。26歳のソン・フンミンにとっては、今大会がラストチャンスという状況だ。

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