新生・日本代表、初陣招集メンバーは? 最新データ10項目から探る「国内組注目株」

日本屈指のプレーメイク力に森保監督も注目、日本一の“クロス供給源”は?

大島僚太(川崎)【写真:荒川祐史】
大島僚太(川崎)【写真:荒川祐史】

■パス成功数
1位  1732 大島僚太(川崎)
2位  1476 小林裕紀(名古屋)
3位  1444 扇原貴宏(横浜FM)
4位  1348 遠藤保仁(G大阪)
5位  1347 青山敏弘(広島)
6位  1329 藤田直之(神戸)
7位  1314 中村憲剛(川崎)
8位  1304 車屋紳太郎(川崎)
9位  1298 谷口彰悟(川崎)
10位 1283 家長昭博(川崎)

 ロシアW杯の代表メンバーに選出された大島が断トツ。ボールコントロール力に加え、プレーメイク力はずば抜けており、森保監督も間違いなく注視している選手の一人だろう。6連勝中で反転攻勢をかける名古屋で中軸を担っているのが29歳MF小林裕紀だ。攻守のバランスに目を光らせつつ、鋭い縦パスで好機を演出している。また、横浜FMのMF扇原貴宏も日本屈指のキック精度を誇り、代表復帰もあり得る一人だろう。

福森晃斗(札幌)【写真:Getty Images】
福森晃斗(札幌)【写真:Getty Images】

■クロス
1位  63 福森晃斗(札幌)
2位  51 原川 力(鳥栖)
2位  51 天野 純(横浜FM)
4位  45 柴崎晃誠(広島)
5位  42 クリスティアーノ(柏)
6位  41 太田宏介(FC東京)
7位  40 柏木陽介(浦和)
7位  40 丸橋祐介(C大阪)
9位  39 中村憲剛(川崎)
10位 32 ガブリエル・シャビエル(名古屋)

 現在、日本で最多のクロス供給源となっているのが札幌DF福森晃斗だ。サイドからの好クロスで攻撃を演出する一方、その強烈なFKも目を見張るものがあり、今やJリーグ屈指のキッカーと言っても過言ではない。元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスと共闘している鳥栖のMF原川力もキック精度が光り、“中村俊輔の後継者”とも言われるのが横浜FMの27歳MF天野純も注目の一人。その左足から放たれる正確なキックで多くの人を魅了している。

パトリック(広島)【写真:Getty Images】
パトリック(広島)【写真:Getty Images】

■デュエル勝利数
1位 327 パトリック(広島)
2位 187 川又堅碁(磐田)
3位 185 ジョー(名古屋)
4位 184 鈴木優磨(鹿島)
5位 183 クリスティアーノ(柏)
6位 182 伊東純也(柏)
7位 174 小野裕二(鳥栖)
8位 173 三浦弦太(G大阪)
9位 166 佐々木翔(広島)
9位 166 ディエゴ・オリヴェイラ(FC東京)
 
 首位を走る広島のFWパトリックが断トツだが、日本人最多が磐田のFW川又堅碁だ。これまでも日本代表に招集された経験を持つが、球際での強さは日本人離れしたものがある。外国籍選手にも劣らない力強さは大きな魅力だ。代表初招集の可能性もあるのが、鹿島の22歳FW鈴木優磨だ。今季リーグ戦24試合で自己最多タイの8ゴールを挙げており、自己記録更新は時間の問題。シュートへの意識が向上している一方、球際でも体を張れる存在だ。

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