ムバッペ、レアル電撃移籍が再浮上した理由は? 「UEFAは負債解消をPSGに迫る」
PSGはムバッペの完全移籍での獲得により、FFP規約に抵触する可能性が浮上
パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペに、レアル・マドリード電撃移籍の可能性が再浮上しているようだ。スペイン紙「AS」が報じている。
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レアルは長年にわたりエースを務めてきたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがユベントスへ移籍し、得点力ダウンが懸念されている。今季から就任したフレン・ロペテギ監督も、新たな得点源の確保を検討しているという。
そこで獲得が再浮上しているのがフランスの19歳神童ムバッペだ。昨夏に買い取りオプション付きでPSGに期限付き移籍し、今夏に正式に完全移籍での加入となった。モナコを昨夏退団する際には、レアルも獲得に乗り出したものの実現には至らなかった。
しかし、ここにきて再びチャンスが巡ってくるかもしれないようだ。記事によると、PSGは翌週の月曜日までに買い取り分の1億8000万ユーロ(約232億円)をモナコへ支払わなければならないが、これによりファイナンシャル・フェアプレー(FFP)規約に抵触する可能性が浮上しているという。
その場合、「UEFAは今月30日まで負債の解消をPSGに迫ることになる」と説明し、ムバッペの違約金支払いを断念するか、または購入した直後に他クラブへ売却する必要に迫られるかもしれないという。
イングランドやイタリアの移籍市場はすでに閉幕しているため、ムバッペ獲得が可能なのは31日までマーケットが開いていて、資金面も考慮するとスペインのレアルのみになるということだ。フロレンティーノ・ペレス会長は獲得に執念を燃やしているため、ムバッペのレアル電撃移籍が急展開を迎える可能性があるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)