はめられたカバーニ、W杯南米予選2試合出場停止が決定
両エースを欠いた厳しい船出
ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニが、2018年ロシア・ワールドカップ(W杯)に向けた南米予選の2戦目までを欠場することになった。
カバーニは、コパ・アメリカ準々決勝チリ戦で相手DFゴンサロ・ハラに対して乱暴な行為があったとして退場処分を下されていた。南米サッカー連盟は、カバーニに対する処分を2試合の出場停止と決定。これによってW杯南米予選の2戦目までが出場不可能となった。
しかしながら、ハラがカバーニの臀部に性的な挑発を仕掛けたのは紛れもない事実だ。まして、ハラの出場停止処分は南米選手権中に消化され、W杯予選には影響しない。ウ ルグアイ側としてはハメられたという印象が強く、心情的に納得のいかない面も多々あるだろう。
また、FWルイス・スアレスも14年ブラジルW杯のイタリア戦でDFジョルジョ・キエッリーニに噛みついた際の出場停止処分が3試合残っている。ウルグアイにとってロシア大会への道のりは、両エースを欠く厳しい船出となりそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
page 1/1